【四字熟語】
華亭鶴唳
【読み方】
かていかくれい
【意味】
過去の栄華を懐かしく思い、現状を嘆くさま。「華亭」は地名。「鶴唳」は鶴の鳴き声のこと。
【語源・由来】
晋の陸機がまさに殺されようとしたとき、かつて華亭で鶴の声を聞いて楽しんだことを思い出して嘆いた語。
【典拠・出典】
『晋書』「陸機伝」
華亭鶴唳(かていかくれい)の例文
この商店街は、僕が小さかったころはもっと活気があったのになあ。
華亭鶴唳していてもしょうがないわよ。活性化するためにどうすればいいか考えないと!
そうだね。商店街に興味を持ってもらうために、まずは夏祭りをしてみたらどうだろう。
それはいいわね。提案して見ましょう。
華亭鶴唳(かていかくれい)の使い方
- 髪の毛がふさふさしていたころはモテたのにと華亭鶴唳しています。
- 華亭鶴唳、製造が追いつかないくらい売れていたあの頃が懐かしい。
- 華亭鶴唳、鉱山を閉山する前は、とても活気がある町だったのに、今では人影がまばらだ。
- 華亭鶴唳、怪我さえしなければ、今でも現役選手として活躍できただろうに。
- 華亭鶴唳、選挙に落ちたらだれも訪ねて来てくれなくなってしまいました。