【四字熟語】
渇仰随喜
【読み方】
かつごうずいき
【意味】
心から喜んで仏道に帰依(きえ)し、深く仏を信仰すること。また、深く物事に打ち込み熱中すること。
【語源・由来】
「渇仰」はのどが渇いて水を欲しがるように、仏道を深く信仰すること。「随喜」は心から喜び、ありがたく感じて仏に帰依すること。
【英語訳】
be enthusiastic
enthusiasticは「熱中している」という意味の形容詞。
英文例
彼は勉学に渇仰随喜だ。He is enthusiastic about studying.
英文例
彼は勉学に渇仰随喜だ。He is enthusiastic about studying.
渇仰随喜(かつごうずいき)の使い方
健太くんって、ほんとに野球が好きよね
うん、野球をやっていない自分が想像できないくらい、大好きだよ
野球に渇仰随喜なのね。そんなに夢中になれるものがあるなんて、ちょっとうらやましいわ
ともこちゃんは勉強ができるんだし、本を読むのも好きだし、ちっともうらやましがる必要はないと思うよ
渇仰随喜(かつごうずいき)の例文
- 私は幼い頃から切手のデザインが大好きだった。はじめは使用済の切手を集めるところからだったが、そのうちお小遣いで記念切手を買うようになり、今では切手収集にすっかり渇仰随喜だ。
- 彼女はピアノがとても上手で、小さい頃から何度もコンクールで優勝していた。はじめはイヤイヤ習い事としてスタートしたそうだが、そのおかげで今はピアノに夢中になり、渇仰随喜になっている。
- もともとは飼っていた猫が病気になったときに、少しでも助けてあげたいと思ったことがきっかけだったのだが、獣医師になることを目指して勉強をしていた。そうこうしているうちにいろんな動物が大好きになり、すっかり渇仰随喜の状態だ。
- 両親に連れられて滑ったスキーがすっかり病みつきになり、大学生になってからは毎シーズン欠かさずスキーに行っている。滑ることに渇仰随喜だ。
- 小学校の先生に、字が上手だと褒められたのがきっかけで習字に目覚め、今は毎日書道に多くの時間を割くようになった。字を書くことに夢中で、渇仰随喜になっている。
まとめ
「渇仰」はのどが渇いて水を欲しがるように、仏道を深く信仰すること、「随喜」は心から喜び、ありがたく感じて仏に帰依することが転じて、渇仰随喜(かつごうずいき)は、深く物事に打ち込み熱中することを表す言葉となりました。何でも熱中するのは良いことです。一生懸命になれることを見つけたら、是非、渇仰随喜(かつごうずいき)で行きましょう。