水天彷彿【すいてんほうふつ】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【四字熟語】
水天彷彿

【読み方】
すいてんほうふつ

【意味】
はるかな海上の水と空とが接していて、どこまでが水でどこまでが空かはっきり見分けられないさま。
沖合いの水平線と空の区別がつかないようすをいう。
「水天」は海と空。「彷彿」は境目がぼんやりとして見分けられないさま。

「水天彷彿として」「水天彷彿たる眺め」などと表現する。

「彷彿」は「髣髴」とも書く。

【語源・由来】
<天草洋(あまくさなだ)に泊(はく)す/頼山陽(らいさんよう)>より出典
『水天髣髴 青一髪』
水と空とがはるか彼方でぼんやりと一つになっている様子(水平線)は、さながら一筋の青い髪が張られているようである。

【類義語】
・水天一色(すいてんいっしょく)
・水天一碧(すいてんいっぺき)

【英語訳】
・The view of the sea and the sky that cannot be distinguished far off
・The sky and the sea stick together, and the horizon is not understood.

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水天彷彿(すいてんほうふつ)の使い方

健太
ともこちゃん、体調大丈夫? 休んでたよね。
ともこ
ええ。さして、体のどこかが悪いわけじゃないのに気分がすぐれなかったから学校休んじゃった。
健太
気分はなおったのかい?
ともこ
家にいても気分がしょげちゃうばかりだからって、パパが海に連れて行ってくれたの。潮風を思いきり吸い込んで、広く青い海、水天彷彿たる空の彼方を見ていたら、元気になったわ!

水天彷彿(すいてんほうふつ)の例文

  1. トンネルを抜けると眼の前には、きれいな海が広がっていた。車の窓から見える水天彷彿に、これから始まる休暇への期待感が高まるのだった。
  2. 水天彷彿の彼方に海賊船が現れた。
  3. 水天彷彿の間がどこだか、まったく分からないほど空と海が一つにつながったようだった。
<露団々/幸田露伴>より
狂瀾(きょうらん)激浪を水天彷彿の間に認めて惶忙(こうぼう)退回したる如(ごと)く

まとめ

空の青と海の青の境目が分からないほどまじりあった爽快な景色が広がっている。
地球は丸く豊富な水でできた神秘の星なのだと感じずにはいられない光景だ。
そのような美しい景色と、それを見た時の心の高揚をあらわした四字熟語が水天彷彿である。

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