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鬼気森然【ききしんぜん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
鬼気森然

【読み方】
ききしんぜん

【意味】
鋭くただならない気配が漂うさま。また、人を戦慄させる気配のするさま。

【語源由来】
「鬼気」は、ぞっとするような恐ろしいけはい。「森然」は、深く茂ったさま。おごそかなさま。

【典拠・出典】

鬼気森然(ききしんぜん)の使い方

健太
ともこちゃーーーん。
ともこ
な、なによ。
健太
何だかこの森、鬼気森然としてない?呪われてる森って感じ。
ともこ
怖いこと言わないでよ。私だって我慢してるんだから。

鬼気森然(ききしんぜん)の例文

  1. その日の健太くんは、鬼気森然と迫るものがあった。
  2. ナイフを持った少年は、鬼気森然としていた。
  3. 道行く人はみな、鬼気森然としているその男を避けるように歩いた。
  4. 久しぶりに会う健太くんが、鬼気森然としていることに驚いた。
  5. その日の夕暮れは無気味なほどに真っ赤で鬼気森然として、人々は慄いた。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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