著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

鞠躬尽瘁【きっきゅうじんすい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
鞠躬尽瘁

【読み方】
きっきゅうじんすい

「きくきゅうじんすい」とも読む。

【意味】
全力をあげて任務を遂行する、一身を捧げて使命達成に尽くすこと。

【語源・由来】
「鞠躬」は身を低くしてかしこまること。「尽瘁」は自分のことをかえりみずに、全力をつくすこと。

【典拠・出典】
諸葛亮「後出師表」

鞠躬尽瘁(きっきゅうじんすい)の使い方

健太
一昨日、中国で地震があったでしょう。
ともこ
ええ。ニュースで見たわ。大勢の人がまだがれきの下にいるそうね。
健太
僕もニュースで見たんだ。国の偉い人が、鞠躬尽瘁、被災者の救援に全力を尽くすようにって被災地の幹部を叱咤激励していたよ。
ともこ
そうね。一人でも多くの人が救われてほしいわ。

鞠躬尽瘁(きっきゅうじんすい)の例文

  1. オリンピック選手は、鞠躬尽瘁、国の名誉のために全力を尽くすことを求められています。
  2. 鞠躬尽瘁、会社のために心を尽くして仕事をしてきました。
  3. 尊敬する師のために、鞠躬尽瘁、この身が滅びようとも全力で事に当たります。
  4. 鞠躬尽瘁、政治家はこういう気持ちで職務を全うしてほしいです。
  5. 鞠躬尽瘁、幸福の内に終わるために全力を尽くします。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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