著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

鬼面嚇人【きめんかくじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
鬼面嚇人

「鬼面人を嚇す」と訓読する。

【読み方】
きめんかくじん

【意味】
虚勢を張って人をおどすことのたとえ。

【語源・由来】
「鬼面」は鬼の顔の面をかぶること。または、鬼のように恐ろしい表情をすること。「嚇人」は人を脅すこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・鬼臉嚇人(きけんかくじつ)

鬼面嚇人(きめんかくじん)の使い方

健太
あそこに警察の人が立っているね。
ともこ
本当ね。警察の人って、鬼面嚇人、見た目で一般人を脅すことができるわよね。
健太
そうだね。警察って、とてもこわい顔の人が多いよね。犬のおまわりさんみたいな優しそうな人を見たことが無いよ。
ともこ
人を疑うことが仕事だからかしらね。

鬼面嚇人(きめんかくじん)の例文

  1. 鬼面嚇人、強面の彼は、人をこわがらせる見た目なので、人が自然と避けていきます。
  2. 鬼面嚇人、彼がSPをしてくれると、彼をこわがって誰も近寄ってきません。
  3. 鬼面嚇人、彼は本当は武術の心得がなく弱いのだけれども、そのこわい見た目だけで人を脅すことが出来ます。
  4. 鬼面嚇人、先生は見た目がこわいので、一にらみで生徒に勉強をさせることが出来ます。
  5. 鬼面嚇人、見た目がこわい彼には誰も逆らえません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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