【四字熟語】
勤王攘夷
「勤皇攘夷」とも書く。
【読み方】
きんのうじょうい
【意味】
天皇に忠勤を尽くし、外国人を追い払うこと。江戸末期、勤王の志士が唱えた主張。
【語源由来】
「勤王」は、天皇に忠義を尽くすこと。「攘夷」は、異民族を追い払うこと。「攘」は、追い払うこと。「夷」は、異民族。
【典拠・出典】
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【類義語】
・尊皇攘夷(そんのうじょうい)
勤王攘夷(きんのうじょうい)の使い方
江戸末期に、勤王攘夷の思想が広まっていったんだよね。
そうなのよ。もともとは、勤王攘夷は、古代中国の周代で、楚の侵略を打ち払うという意味で使われていたみたいよ。知らんけど。
知らんけどって・・・。
あはは。冗談よ。
勤王攘夷(きんのうじょうい)の例文
- 健太くんは勤王攘夷の敵とみなされ、命を狙われている。
- 健太くんのお父さんは、勤王攘夷の急先鋒として投獄された。
- ともこちゃんは密かに勤王攘夷論を唱え、仲間を増やしていった。
- 勤王攘夷派への見せしめとして、健太くんは火あぶりにされた。
- 徐々に、勤王攘夷論が支配的になっていった。