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箕山之志【きざんのこころざし】の意味と使い方や例文(故事・出典・類義語)

【四字熟語】
箕山之志

【読み方】
きざんのこころざし

【意味】
名利を捨て、俗世間から離れて暮らす、隠遁の志。

【故事】
。伝説上の人物の許由と巣父が、世間での名声を嫌い、信念を守るために箕山という名前の山でひっそりと生活したという故事から。

【典拠・出典】
文選』曹丕「与呉質書」

【類義語】
・箕山之節(きざんのせつ)
・箕山之操(きざんのみさお)

箕山之志(きざんのこころざし)の使い方

健太
僕のおじいちゃんが、箕山之志で、山の中にこもってしまったんだ。
ともこ
へえ。自分の会社の役員だけじゃなく、いろんな肩書を持っていたわよね。それらすべてを捨てて山にこもるの?
健太
うん。余生は、世俗から離れて自然に囲まれて静かに生きたいって。
ともこ
さみしくなるけれども、おじいさんが毎日楽しく暮らせると良いわね。

箕山之志(きざんのこころざし)の例文

  1. 引退した祖父にもう一度経営陣に入ってもらおうと思ったけれども、箕山之志が固く、断念しました。
  2. 結婚して引退したアイドルに復帰を望む声が高まっていましたが、彼女の箕山之志は強く、実現しませんでした。
  3. 破格の待遇で彼を呼び寄せようとしましたが、箕山之志は固く、節度を守って静かに生きていきたいと断られました。
  4. 箕山之志、市長に出馬するよう要請がありましたが、表舞台に立ちたくないと断りました。
  5. 箕山之志、地位や名誉よりも、田畑を耕し、節度を守って生きていく道を選びました。

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