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孤影悄然【こえいしょうぜん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
孤影悄然

「孤影蕭然」とも書く。

【読み方】
こえいしょうぜん

【意味】
ひとりっぼちでしょんぼりしている様子。

【語源・由来】
「孤影」は一人だけの寂しそうな姿。「悄然」はしおれて元気がないという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
形影相弔(けいえいそうちょう)
・孤影孑然(こえいけつぜん)
・孤影寥寥(こりつりょうりょう)

孤影悄然(こえいしょうぜん)の使い方

健太
ともこちゃん。学校の帰りに、毎日どこに寄り道しているの?
ともこ
おばあちゃんが愛犬が亡くなってから、ずっと孤影悄然としているのよ。だから様子を見に行っているのよ。
健太
そうだったんだね。早く心の傷がいえると良いね。
ともこ
そうね。こんなにかわいい孫がいるんだから、早く生きる気力を取り戻してほしいわよね。

孤影悄然(こえいしょうぜん)の例文

  1. 親友が転校してしまって、健太くんは孤影悄然としているんだよ。
  2. 孤影悄然としていたともこちゃんの笑顔を取り戻すために、いろいろ画策しました。
  3. ああ、もう誰もいないんだと、一人、部屋で孤影悄然としていました。
  4. 退職する車掌さんは、孤影悄然と去っていく電車を見送っていました。
  5. 健太くんは、グループから離れたところで孤影悄然としていました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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