著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

孤城落月【こじょうらくげつ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
孤城落月

【読み方】
こじょうらくげつ

【意味】
援軍の来ない孤城と西に沈もうとする月。心細く頼りないさまにたとえる。

【語源・由来】
「孤城」は、一つだけ離れて建っている城。援軍が来ないで孤立している城。「落月」は、西に没しようとする月。

【典拠・出典】

孤城落月(こじょうらくげつ)の使い方

健太
マスコミは、もう孤城落月だね。
ともこ
そうね。テレビを見ない、新聞を読まないっていう人が増えたもんね。
健太
マスコミが、子どもがなりたい職業トップ3に入っていた時代は終わったね。
ともこ
今では、Youtuberがトップらしいわよ。

孤城落月(こじょうらくげつ)の例文

  1. ともこちゃんの会社は銀行から融資を拒否され、孤城落月だって話だよ。
  2. 健太くんは、バブルが崩壊してからは孤城落月で苦境に陥っているようだ。
  3. スネ夫はお金持ちだからちやほやされるんだ、彼の父さんの会社が孤城落月となったら、彼の周りには誰もいなくなるよ。
  4. 俳優などの芸能人は、常に孤城落月となる時を不安に思う。
  5. 昔は栄えていたのに、孤城落月、往時の華やかさはかけらも感じられない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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