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哭岐泣練【こくききゅうれん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
哭岐泣練

「哭逵泣練」とも書く。
「岐に哭き練に泣く」とも読む。

【読み方】
こくききゅうれん

【意味】
人は習慣や心がけ次第で、善人にも悪人にもなるということ。

【語源・由来】
「哭」は大声で泣くこと。「岐」は分かれ路。「練」は白い糸の意味。「哭岐」は、中国戦国時代の楊朱が、分かれ路を見て、行く人の意志でどちらにでも行くことができるように、人は心がけ次第で善人になれるのに、悪人になる者もいると嘆いたという故事から。「泣練」は、墨子が白い糸がどんな色にでも染まるように、人は習慣によって善人にも悪人にもなると嘆いたという故事から。

【典拠・出典】
淮南子』「説林訓」

【類義語】
墨子泣糸(ぼくしきゅうし)
墨子悲糸(ぼくしひし)
・墨子悲染(ぼくしひせん)
・楊朱泣岐(ようしゅきゅうき)

哭岐泣練(こくききゅうれん)の使い方

健太
空手部にどうしようもなくやる気がない子がいるんだよね。何とかならないかなあ。
ともこ
哭岐泣練、人は善にも悪にもなることができるわ。きっと心から反発したいわけじゃなくて、何かに一生懸命になることが恥ずかしいお年頃なのよ。輪に入りやすいように健太くんが誘導してあげたら、その子も善い方向に変わるよう心がけるんじゃないかしら。
健太
なるほどー。思春期ってやつだね。
ともこ
健太くんもその子も部活が楽しくなると良いわね。

哭岐泣練(こくききゅうれん)の例文

  1. 自分なんてと卑下するな、哭岐泣練というように、心がけ次第で変わることができるんだ。
  2. 哭岐泣練というように、家庭環境で人は善にも悪にも変わるので、子供に罪はないんです。
  3. 人生長い、哭岐泣練というように、何歳からでもやり直すことが可能です。
  4. 哭岐泣練というけれども、あんなに素直だった健太くんが、こんな不良になってしまった。
  5. あなたのような素行が悪い人でも、哭岐泣練、修行を積めば悟りを得ることが出来ます。

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