【四字熟語】
高軒寵過
【読み方】
こうけんちょうか
【意味】
貴人（身分の高い人）が訪ねてくること。
【語源・由来】
「高軒」は他人の車の敬称で、立派な車という意味。「寵過」は名誉ある来訪という意味。中国唐時代の詩人の李賀が七歳のとき、文人の韓愈と皇甫湜が李賀の才能を聞き訪問した際に「高軒過」と言う詩を作ったという故事から。
【典拠・出典】
『新唐書』「李賀伝」
高軒寵過（こうけんちょうか）の使い方
今日、ともこちゃんの家で遊べる？
今日は、高軒寵過があるから友達を呼んではいけないって言われているの。
へえ。そんなに偉い人が来るの？
ええ。お父さんの友人である総理大臣が来るの。
高軒寵過（こうけんちょうか）の例文
- 今日は、高軒寵過、社長が家に来るから、虎屋の羊羹を買っておいてね。
- 来週末は、高軒寵過の予定があるから家をきれいに掃除しておかないといけません。
- いつ高軒寵過があってもいいように、ロイヤルコペンハーゲンの食器を買いそろえておきましょう。
- 仕事柄、高軒寵過が多いから応接間にはお金をかけました。
- 今日の高軒寵過のためにごちそうをたくさん作り、こだわりのワインも用意しました。
