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後顧之憂【こうこのうれい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
後顧之憂

「後顧之思」とも書く。

【読み方】
こうこのうれい

「こうこのゆう」とも読む。

【意味】
立ち去ったあとの心配。残された者への気づかい。

【語源・由来】
「後顧」は、後ろをふり返ること。「憂」は、心配・不安。後になってふり返るような心配の意から。

【典拠・出典】
魏書』「李沖伝」

【類義語】
・回顧之憂(かいこのうれい)
・還顧之憂(かんこのうれい)
・反顧之憂(はんこのうれい)

後顧之憂(こうこのうれい)の使い方

ともこ
健太くん。思い残すことはない?
健太
会いたい人には会ったし、みんな元気だったし、後顧之憂なく旅立つことができるよ。
ともこ
それはよかった。大きく成長して帰ってくるのを楽しみにしているわね。
健太
世界的に有名になって帰ってくるよ。

後顧之憂(こうこのうれい)の例文

  1. ともこちゃんは、自分の死後の遺産相続問題という後顧之憂を抱えている。
  2. 頼りない健太を残していくことが、後顧之憂で、不安で、死んだ後は成仏できなさそうだ。
  3. 健太くんは、高齢のお母さんがお兄さん夫婦と同居しているので後顧之憂がないため、自分の夢を追いかけることができている。
  4. ともこちゃんは、後顧之憂がないように、申し送り事項をびっしり書いたノートを後輩に渡した。
  5. 健太くんは、おじいちゃんが後顧之憂なく引退生活を楽しむことができるように、一生懸命仕事を覚えた。

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