著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

苦髪楽爪【くがみらくづめ】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
苦髪楽爪

【読み方】
くがみらくづめ

【意味】
苦労の多い時には、髪の毛がよく伸び、楽をしている時には、爪がよく伸びる、ということ。

【典拠・出典】

【類義語】
・苦爪楽髪(くづめらくがみ)
・苦髭楽爪(くひげらくづめ)
・楽髪苦爪(らくがみくづめ)

苦髪楽爪(くがみらくづめ)の使い方

ともこ
健太くん。爪が長いわよ。楽をしすぎじゃないかしら?
健太
そんなことないよ。ほら。髪の毛がこんなに伸びている。苦髪楽爪、苦労しているんだよー。
ともこ
それは苦労じゃなくて、がさつなだけね。もっと身だしなみに気を使いなさいよ。
健太
はーい。爪を切って、散髪に行ってくるよ。

苦髪楽爪(くがみらくづめ)の例文

  1. 苦髪楽爪、家事をしない彼女は、ネイルサロンできれいに整えられた長い爪をしています。
  2. 苦髪楽爪、経営状況が悪化して、髪を切りに行く暇もないくらい大変だ。
  3. 苦髪楽爪、毎日が楽しくて、爪を切るのを忘れてしまっていました。
  4. 苦髪楽爪、健太くんは苦労しているからか、髪が伸び放題です。
  5. 苦髪楽爪、紫外線から脳を守ろうとして髪が伸びるらしいから、炎天下の下で汗だくになって働いている健太くんは髪が長い、
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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