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虚気平心【きょきへいしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
虚気平心

【読み方】
きょきへいしん

【意味】
感情をなくして心を落ち着けること。心をむなしくして平静にすること。また、その心境。

【典拠・出典】
管子』「版法解」

【類義語】
無念無想(むねんむそう)

虚気平心(きょきへいしん)の使い方

健太
ともこちゃん。どうしよう。空手の試合の決勝戦がもうすぐだというのに、緊張でおなかが痛くなってきたよ。
ともこ
虚気平心よ!深呼吸をして心を無にするのよ。
健太
すーすーはー。ああ、だんだん落ち着いてきた。
ともこ
そのまま虚気平心を保って、試合に挑めば、健太くんならきっと勝つことが出来るわよ。

虚気平心(きょきへいしん)の例文

  1. 虚気平心で矢を打たないと、一本も的に当たることはないでしょう。
  2. 虚気平心で試験に臨んだら、すらすら問題を解くことが出来ました。
  3. 慌てず、恐れず、虚気平心で英語の会話を聞いたら、いつもより理解することが出来ました。
  4. 健太くんは、虚気平心を保つために、お経を唱え始めました。
  5. 100メートル走で虚気平心でスタートしたら、いつもより良いタイムがでました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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