局外中立の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
局外中立
【読み方】
きょくがいちゅうりつ
【意味】
国際紛争で、当事国のどちらにも味方をしないで、中立的な立場を取ること。転じて、対立関係にある者のどちらにもつかないで、公平な態度を取ること。
それって要するに、「喧嘩してる二人の間には入らず、ただ見てるだけ」ってことなんやな。
どちらにも手を出さず、ただ静かに見守るんやな。
これは、「中立の立場を保つ重要性」を教えてくれる言葉やで。
どちらにも手を出さず、ただ静かに見守るんやな。
これは、「中立の立場を保つ重要性」を教えてくれる言葉やで。
【語源由来】
「局外」は、ある事柄に直接関係がないこと。また、関係がない立場。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・厳正中立(げんせいちゅうりつ)
【英語訳】
neutrality
局外中立(きょくがいちゅうりつ)の解説
カンタン!解説
「局外中立」っていうのは、ちょっと大人の世界の話だけど、簡単に言うと、争っている二つのグループがいて、そのどちらにも味方せずに中立の立場を保つことを表すんだよ。
これはもともと、国と国が争ってるときに使われる言葉だけど、もっと身近な場面で考えてみると、たとえばクラスで二つのグループがケンカしてるときに、どちらのグループも応援せずに、公平に見ているとき、それを「局外中立」って言うんだ。
「局外」っていうのは、特定の事柄に直接関与していない、つまり関係ない立場のことを言うんだよ。だから、何か問題が起こっても、それに巻き込まれずに、公平に見ていることが「局外中立」なんだよ。でも、これってなかなか難しいよね。だって、友達が争ってるときには、どっちかの味方になりたくなるもんだけど、そこで「局外中立」を保つっていうのは、公平に事を見る大切さを教えてくれるんだよね。
局外中立(きょくがいちゅうりつ)の使い方
昨日、父さんと母さんが、派手に喧嘩をしていたんだけどね、僕は、局外中立を宣言しておじいちゃんの家に避難したんだよ。
あら、それは大変だったわね。仲裁しなくてもよかったの?ご両親は仲直りしたの?
ああ、きっと、今頃仲直りして、二人でデートにでも行っているんじゃないかな?いつもそうなんだよ。
なんだ。心配して損したわ。喧嘩するほど仲がいいっていうやつなのね。
局外中立(きょくがいちゅうりつ)の例文
- 徳川方にも京都政府にも荷担しないというのは、要するに局外中立の態度をとるということにほかならない。
- パークス襲撃事件等、外国使臣の感情を逆なでする不祥事件が相次いだあと、官軍の江戸城総攻撃があり、事件の後始末はつけたものの、いつ彼らの局外中立が崩れないとも限らないと、孝允は、しきりにそんな不安に怯えていた。
- イタリア王国軍は戦争初期の十ヶ月間、軍備不足という理由から局外中立を維持する道を選んだのだった。
- 家康は、一月の十八日前後、何の意図があってか、また、どういう連絡を取ったものか、自領岡崎まで双方から出向いて、ひそかに織田信雄と会見したが、厳に、局外中立を標榜している彼が、いったい何の魂胆があるのか。
- 横浜に至ったアメリカ側は、戦争の決着がつくまではストーンウォールをどちらにも売る気はないと、局外中立を宣言したのだった。
つまり、自分はどちらの陣営にも加わらず、見てるだけの立場を保つということだよ。