東奔西走の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
東奔西走
【読み方】
とうほんせいそう
【意味】
あちこち忙しくかけまわること。
目的を達成したり仕事を処理するために、いろいろな方向や場所へ忙しく走り回ること。
ええやんけ!つまり、「仕事や用事であっちこっち大忙し」ってことやな。
東も西も、まあまあ忙しくて、どこでも飛んでいくみたいな感じやな。
これは、「とにかく忙しいこと」を教えてくれる言葉やで。
東も西も、まあまあ忙しくて、どこでも飛んでいくみたいな感じやな。
これは、「とにかく忙しいこと」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「奔」と「走」はどちらも走るという意。東西に奔走するということ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・南船北馬(なんせんほくば)
・東行西走(とうこうせいそう)
・東走西奔(とうそうせいほん)
・南行北走(なんこうほくそう)
・右往左往(うおうさおう)
・周旋奔走 (しゅうせんほんそう)
【英語訳】
Be on the move
busy oneself
例文 彼は始終東奔西走している
He is constantly on the move.
He is constantly on the move.
東奔西走(とうほんせいそう)の解説
カンタン!解説
「東奔西走」っていうのは、ひたすら忙しくて、こっちに行ったり、あっちに行ったり、あちこち走り回っている様子を表すんだよ。
たとえば、「資金集めに東奔西走する」って使うと、お金を集めるために、一生懸命にあちこち動き回っているということを表しているんだよ。
東奔西走(とうほんせいそう)の使い方
小林先生はとてもやさしくていい先生だよね!
でも最近小林先生とても疲れているみたい。
放課後もあまりみかけないよね?
放課後もあまりみかけないよね?
お母さんたちから聞いたけど、今度の大きなPTA集会のために、
あちこちと忙しく東奔西走しているらしいよ。
あちこちと忙しく東奔西走しているらしいよ。
今度の大きなPTA集会は年に一回の大事な会合だから大変だよね。
東奔西走(とうほんせいそう)の例文
- 営業がピンチということでセールスに回され、ノルマを達成するのに東奔西走した。
- 彼女はあれ以来町中血まなこで東奔西走していたのである。
- 彼の動きを見ると、東奔西走して、若々しい活動ぶりだ。
- 会社会議室が埋まっていたため、研修の会場探しに東奔西走する必要がでてきた。
- 仕事に油の乗った働き盛りであり、いつもいそがしく東奔西走した時代。
- 東奔西走していた私たちの苦労が、楽をしていた君にわかってたまるか。
- お金を返すために東奔西走したのならともかく、何もしていなかったのは問題だ。
東奔西走の文学作品などの用例
- 一定期間、最前線に出てくれということでセールスに回され、ノルマを消化するのに東奔西走した。<杉本苑子・決断のとき>
まるで方角に囚われず、とにかく動き回るというイメージだね。