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無辺無礙【むへんむげ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
無辺無礙

「無辺無碍」とも書く。

【読み方】
むへんむげ

【意味】
広大で限りがなく自由で煩悩のさまたげがない。仏教の語。

【語源・由来】
「無礙」は自由自在で煩悩などのさまたげがないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・融通無礙(ゆうづうむげ)

無辺無礙(むへんむげ)の使い方

健太
本当にこんなことをしてもいいのかな?みんなに変な目で見られないかな?
ともこ
もっと無辺無礙に生きましょうよ。健太くんは人の目を気にしすぎよ。
健太
そうかなあ。
ともこ
そうよ。人に迷惑をかけているわけじゃないんだから、もっと自由に自分のやりたいようにやるべきよ。

無辺無礙(むへんむげ)の例文

  1. ともこちゃんの考え方は無辺無礙で、のびのびとしていて実にいい。
  2. 人生にはこうしなくてはいけないという定型はないんだから、型にはまろうとせずに無辺無礙でいいんじゃないかしら。
  3. 忖度せずに無辺無礙でありたいと思っています。
  4. 空気を読めない子も困るけれども、空気を読みすぎるのもだめだし、ほどほどに無辺無礙であることが大事よね。
  5. その発想は無辺無礙な健太くんだからこそ思い浮かんだもので、僕には絶対思い浮かべることはできないな。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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