無為徒食の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
無為徒食
【読み方】
むいとしょく
【意味】
何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと。意味もなく時間を費やすこと。
それは、つまり、「何もせんでただ遊んでばっかりいる」ってことやな。
大事なことは何一つせずに、ただ遊びまわるだけの生活やな。
これは、「なすべきことをせずに遊んで暮らす」っていう意味があるんやで。
大事なことは何一つせずに、ただ遊びまわるだけの生活やな。
これは、「なすべきことをせずに遊んで暮らす」っていう意味があるんやで。
【語源・由来】
「無為」は何もせず、人の手を用いないこと。「徒食」は働くこともせず、無駄に日を送ること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・酔生夢死(すいせいむし)
・走尸行肉(そうしこうにく)
・徒食無為(としょくむい)
・飽食終日(ほうしょくしゅうじつ)
・遊生夢死(ゆうせいむし)
無為徒食(むいとしょく)の解説
カンタン!解説
「無為徒食」っていうのは、何もせずにただダラダラと日々を過ごすことを指すんだよ。「無為」という部分は何もしない、何も作らないって意味で、「徒食」は働かずにただ遊んだり、ゴロゴロしたりするって意味だね。
例えば、毎日テレビを見てばかりで、勉強もせず、お手伝いもせず、運動もしない。そんな時間の無駄使いを「無為徒食」と言うんだ。
「無為徒食の生活」って言葉は、日々をただダラダラと過ごして、何も生産的なことをしないような生活を指すんだよ。だから、働いてない大人が毎日家でゲームをして過ごしているとか、何もしないでただ寝てばかりいるとかいう状況を指すことが多いんだよね。でも、働き盛りの人がそんな生活をしていると、周りの人からはよく思われないかもしれないよ。
無為徒食(むいとしょく)の使い方
健太くんのお兄さんは大学生なの?
違うよ。無為徒食だよ。
つまり、それは、ニートってこと?
そうだよ。受験に失敗してから引きこもっているんだよ。受験で人生が決まるわけじゃないのにねえ。
無為徒食(むいとしょく)の例文
- 地道な労働のよろこびが感じられたので、無為徒食というものが、どれ程人間を駄目にするかわかりました。
- 父が残した不動産の家賃収入があるので、無為徒食でぶらぶらとして過ごしています。
- 両親からは無為徒食と思われているようだけれども、僕は小説家を目指して日々、原稿を書き続けています。
- 彼女の職業は家事手伝い、つまり無為徒食の優雅なお嬢様です。
- 健太くんは、周りに人間休業を宣言して、無為徒食の一年を過ごしたことがあります。
無為徒食の文学作品などの用例
- 事業好きで活動家だった先代譲りの財産によって、ふところ手のまま、無為徒食している退屈な身分。<武田麟太郎・銀座八丁>
大切なことを何もしないで、ただ楽しむだけの生活を表しているんだ。