【四字熟語】
無理心中
【読み方】
むりしんじゅう
【意味】
合意でなく心中を欲しない相手を殺して、自分も共に死ぬこと。また、良くない結果になることがわかっていながら、強引に相手を巻き込むことのたとえ。
【語源・由来】
「無理」は、物事を強引に行うこと。「心中」は、相愛の男女が一緒に自殺すること。また、ある人または物事ともに不利や災害をこうむったり、一緒に滅んだりすること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・無理往生(むりおうじょう)
無理心中(むりしんじゅう)の使い方
太宰治の死は無理心中だったのかな?
そう言われているわよね。
太宰治が長生きしていたら、もっとたくさんの作品を読むことができたのかな。
読めたらよかったわよね。
無理心中(むりしんじゅう)の例文
- 会社と無理心中する気はさらさらない。
- この国と無理心中したくないならすぐに、国外に行くことだね。
- 王様が無理心中したニュースは、即刻世界中に知れ渡った。
- 無理心中に巻き込まれた彼は、本当は生きたかったんじゃないかな。
- 海に飛び込んだ車は、ブレーキ痕がないことから、事故ではなく無理心中ではないかと考えられている。