講談社より『マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑 〈試験に出る〉』が出版されました!詳細はこちら

涅槃寂静【ねはんじゃくじょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
涅槃寂静

【読み方】
ねはんじゃくじょう

【意味】
涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。

【語源・由来】
「涅槃」は煩悩を脱して永遠の生命を得ること。

【典拠・出典】

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)の使い方

健太
今すぐ悟りの境地に至りたいなあ。
ともこ
一体全体、急にどうしたって言うのよ。悟りは一朝一夕に得られるものじゃないのよ。
健太
涅槃寂静は欲も悩みもない静かな世界なんでしょう?そこに到達するには悟りを得なくてはいけないんだもの。
ともこ
なるほどね。確かに涅槃寂静は究極の幸せ、人類の最終目的よね。

涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)の例文

  1. 亡くなったおばあちゃんは、毎日念仏を唱えて心静かに生きていたから、涅槃寂静の世界にいるようでした。
  2. 無我と無常を自覚して、苦しみから解き放たれることこそ涅槃寂静である。
  3. 涅槃寂静に達し、迷いは一切消え去りました。
  4. 涅槃寂静にいたるためには厳しい修行が必要で、健太くんに耐えることができるでしょうか。
  5. この苦しみの果てに涅槃寂静があるのならば、弱い心が欲にからめとられないように心して戦おうと思うことができます。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。