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日暮道遠【にちぼどうえん】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
日暮道遠

「日暮れて道遠し」とも読む。

【読み方】
にちぼどうえん

【意味】
1 年を取ってしまったのに、まだ目的を達するまでには程遠いたとえ。
2 期限は迫っているのに、物事がまだ容易には出来上がらないたとえ。

【典拠・出典】
史記」伍子胥伝

日暮道遠(にちぼどうえん)の使い方

ともこ
健太くん。今年もなの?
健太
今年もなんだ。
ともこ
明日が始業式よ。
健太
今年も夏休みの最終日だというのに、宿題が終わっていないよ。日暮道遠とはこのことだね。

日暮道遠(にちぼどうえん)の例文

  1. 明日が本番なのに、日暮道遠、準備ができていない。
  2. もう70歳だというのに、世界の半分しか回れていない、日暮道遠だな。
  3. 年老いてから、日暮道遠だと嘆かなくていいように、若いうちに精いっぱい頑張る。
  4. 新薬の研究を数十年してきたが、まだ開発のめどが立たず、日暮道遠の感が否めない。
  5. 日暮道遠という感じなので、皆の手を借りたい。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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