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王道楽土【おうどうらくど】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
王道楽土

【読み方】
おうどうらくど

【意味】
武力や威力によらず、公平で思いやりのある道徳によって天下を治めること。
王道によって治められる、楽しく平和な国土。

【語源・由来】
「王道」は、中国の古典的政治哲学で、帝王が武力や威力によらず、徳や公平、思いやりをもって国を治める理想の政治のあり方のことです。
「王道」の対義語に権力と利益によって民を制御する「覇道」があります。
「楽土」は安楽な生活が送れる土地のことです。

【典拠・出典】

【類義語】
・国土成就(こくどじょうじゅ)

【英語訳】
Arcadia
presided over by a virtuous king

王道楽土(おうどうらくど)の使い方

ともこ
今は日本は平和だけど、世界では内戦などが続いている国もあるよね。やっぱり戦争のない平和な世界が一番いいよね。
健太
うん、でもいつの時代も理想の政治を掲げ、王道楽土を建設するという口実から戦争が始まっているんだ。
ともこ
そうだね。理想を掲げることは良いことだけど、戦争は良くないよね。
健太
いつまでも平和な時代が続くことを願っているよ。

王道楽土(おうどうらくど)の例文

  1. 昔の中国では王道楽土の実現を夢見る帝王が多く存在していた。
  2. 新しい地に王道楽土を現出させるという口実が戦争を引き起こした。
  3. 王道楽土とは理想政治体制に基づいて理想国家を建設する事を意味し、それを多くの国民に周知させていた。

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