【四字熟語】
奇怪千万
【読み方】
きかいせんばん
「きっかいせんばん」とも読む。
【意味】
普通では考えられないくらい不思議なさま。また、ひどくけしからぬこと。
【語源由来】
「奇怪」は 不道徳や不思議、不気味ということの意味で、「千万」は程度がはなはだしいという意味です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・怪絶奇絶(かいぜつきぜつ)
・奇奇怪怪(ききかいかい)
・奇奇妙妙(ききみょうみょう)
・奇絶怪絶(きぜつかいぜつ)
・不可思議(ふかしぎ)
奇怪千万(きかいせんばん)の使い方
この間、教室に忘れ物を取りに行った時、急に黒板消しが落ちたの!
え!何もしていないのに?
うん、普通に教室に入って、机の中を探していたら、突然落ちたの。
まさに奇怪千万だね!
奇怪千万(きかいせんばん)の例文
- 奇怪千万な振舞いに父は突然激怒した。
- その建物は今は誰も使っていないらしく、奇怪千万な様相だった。
- その狐らしき動物は、改めて振り返ってみると姿が見えなくなっており、まさに奇怪千万な体験であった。
- その髪の長い女は鋭い眼光で私を睨みつけ、奇怪千万なことに消えていったのであった。
- 気をそらすために奇怪千万な態度をあえてとったのであった。