著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

輪奐一新【りんかんいっしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
輪奐一新

【読み方】
りんかんいっしん

【意味】
建物が新しくなり、壮大で美麗なことの形容。

【語源・由来】
「輪」は曲折して高大な意、「奐」は光り輝くさま。「一新」は全く新しくなること。

【典拠・出典】
宋史』「礼志」

輪奐一新(りんかんいっしん)の使い方

ともこ
健太くんの家が輪奐一新したわね。
健太
そうなんだよ。父さんが40年ローンを組んで頑張ってくれたんだよ。
ともこ
外から見ただけでも、随所にこだわっている家よね。
健太
そうなんだよ。庭には秘密基地もあるから、今度遊びに来てね。

輪奐一新(りんかんいっしん)の例文

  1. 校舎が輪奐一新したので、入学希望の生徒が殺到し、今年は受験の競争倍率が高くなりました。
  2. 宮殿を輪奐一新するのに税金が数十億円投入されるというニュースに、国民はあきれ果てました。
  3. オリンピック開催のために国立競技場を輪奐一新しましたが、新しくする必要があったのかわかりません。
  4. 駅ビルが輪奐一新し、わざわざ人が訪れたくなるようなそんな街になりました。
  5. テーマパークを輪奐一新し、来園客の満足度が高まるように創意工夫しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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