【四字熟語】
狼心狗肺
【読み方】
ろうしんこうはい
【意味】
①(狼のように貪欲で野良犬のように獰猛である→)残忍非道である.
②恩知らずである.
【典拠・出典】
『醒世恒言』
狼心狗肺(ろうしんこうはい)の使い方
健太くん。私の秘密の場所を友達に教えたでしょう?裏切りだわ。
しょうがなかったんだよ。あの場所を教えたらアイスクリームを一年分くれるって言われたんだもの。
欲のために人を裏切るなんて、狼心狗肺、残酷すぎる。
友人であるともこちゃんを裏切ることで僕もつらかったんだよ。でもアイスへの欲求にはかなわなかったんだ。
狼心狗肺(ろうしんこうはい)の例文
- 織田信長は、狼心狗肺、自分の望みのためなら人を殺すこともいとわない。
- 彼は、狼心狗肺だから、情で訴えても聞く耳を持ってくれないよ。
- 狼心狗肺な彼は、きっと地獄に真っ逆さまに落ちるでしょう。
- 命を助けた人に裏切られるとは、狼心狗肺、こんなひどい人が世の中にいるとは思わなかった。
- 君が困っているときに助けてあげたのに、狼心狗肺、私が困ったら見捨てるのか。