著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

竜驤麟振【りょうじょうりんしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
竜驤麟振

【読み方】
りょうじょうりんしん

「りゅうじょうりんしん」とも読む。

【意味】
首を高く上げて竜のように上り、麒麟が勢いよく振るい立つように、威力や勢力が盛んなたとえ。一説に勢力・仁徳ともに備わるたとえ。

【語源・由来】
「驤」は上がる意。首を上げて天に上がること。

【典拠・出典】
晋書』「段灼伝」

竜驤麟振(りょうじょうりんしん)の使い方

健太
ともこちゃんは、今、竜驤麟振、乗りに乗っているから、生徒会会長選挙で当選は間違いないだろうね。
ともこ
そんなことないわよ。最後まで油断はしないわ。
健太
その謙虚な姿勢が竜驤麟振たるゆえんなんだろうね。
ともこ
健太くんの言う通り、当選することができたらうれしいわ。

竜驤麟振(りょうじょうりんしん)の例文

  1. 彼らの勢いは竜驤麟振で、どのチームもその勢いに気圧され敗退していきました。
  2. 竜驤麟振な健太くんに逆らうことができる人はいません。
  3. 今は竜驤麟振だけれども、栄枯盛衰というように、その栄華は永遠ではないです。
  4. 竜驤麟振なクラスになるようにという願いを込めて、学級旗に竜驤麟振と書きました。
  5. 彼の軍隊は竜驤麟振、きっとこのまま勢いに乗って日本統一を果たすんだろうな。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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