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左顧右視【さこうし】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
左顧右視

【読み方】
さこうし

【意味】
むやみに左右を見渡すこと。ぐずぐずしているようすのたとえ。

「左顧」は左の方を振り返ってみること。「右視」は、右の方を見ること。

【典拠・出典】

【類義語】
右往左往(うおうさおう)
右顧左眄(うこさべん)
左顧右眄(さこうべん)
・左視右瞻(さしうせん)
・左眄右顧(さべんうこ)
・左瞻右視(させんうし)

左顧右視(さこうし)の使い方

ともこ
もう。健太くんが左顧右視している間に時間が無くなってしまうじゃないの。
健太
ごめんよ。急ぐから待ってて。
ともこ
ずっと待ってるわよ。
健太
昔から、よく左顧右視、愚図愚図って言われてるんだよ。

左顧右視(さこうし)の例文

  1. 健太くんが左顧右視している間に電車が行ってしまった。
  2. 左顧右視していないで、はやく提出しなさい。
  3. 告白してしまえばいいのに、左顧右視している内にタイミングを逃した。
  4. まるで左顧右視しているかのように、今年の梅雨は長く居座っている。
  5. 左顧右視していると置いていかれてしまうよ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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