【四字熟語】
三百代言
【読み方】
さんびゃくだいげん
日本漢字能力検定
5級
【意味】
詭弁を弄すること。また、その人。無責任な弁護士をののしっていう言葉。
【語源・由来】
「三百」は銭三百文のことで価値が低いという意味。「代言」は弁護士のこと。明治初期のころに弁護士の資格もないのに、他人の訴訟や裁判などを取り扱ったものを代言・代言人といった。
【典拠・出典】
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三百代言(さんびゃくだいげん)の使い方
ああ悔しい。
健太くん、どうしたの?
三百代言なあいつと口げんかしたんだけど、また言い返すことができなかったんだ。
彼に勝つには、もっと本を読んで語彙力をつけないとね。
三百代言(さんびゃくだいげん)の例文
- 自分の主張は正しいと押し付けてくる健太君は三百代言で、話をしていて疲れます。
- 今日もニュースで政治家が三百代言を並べ立てている。
- ともこちゃんは重箱のすみをつつくように、三百代言を並べるから口げんかでかなわない。
- 三段論法で三百代言を並べる彼女と話をしていると、正しいことってどういうことだかわからなくなります。
- 三百代言な健太くんを言い負かせるためには、冷静さと判断力が必要です。