【四字熟語】
三薫三沐
【読み方】
さんくんさんもく
【意味】
相手を大切に思う心をあらわす語。
【語源・由来】
幾度の体を洗い清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味から。「薫」は香料を体に塗りつけること。「浴」は湯浴みすること。「三」は幾度もという意味。
【典拠・出典】
『国語』「斉語」
【類義語】
・三釁三浴(さんきんさんよく)
・三浴三薫(さんよくさんくん)
三薫三沐(さんくんさんもく)の使い方
あら。健太くん。いつもより身綺麗にしてどうしたの?
三薫三沐して空手の先生を待っているんだよ。
ああ。あのうわさの健太くんを空手の大会で優勝にまで導いた先生ね。私も会ってみたいなあ。
ともこちゃんみたいなかわいい子がいたら先生も喜ぶと思うよ。一緒に先生に会おう。
三薫三沐(さんくんさんもく)の例文
- 健太くんは、いつも三薫三沐してともこちゃんを待っています。
- 取引先の相手の規模の大小にかかわらず、皆、大事な取引相手、三薫三沐して待ちます。
- 三薫三沐して健太くんを待っていますが、どきどきがとまりません。
- ともこちゃんと会うので、三薫三沐して歯もきれいに磨き、待ち合わせ場所で待っています。
- やんちゃ坊主の健太くんが、三薫三沐して人を待っているなんて、いったいどんな女の子を待っているんでしょうね。