【四字熟語】
蚕食鯨呑
【読み方】
さんしょくげいどん
【意味】
強大な国が、弱小な国を侵略していくこと。
「蚕食」は、蚕が桑の葉を食うように、片端から次第に他国または他人の領域を侵略すること。「鯨呑」は、鯨が魚を丸呑みにすること。
【典拠・出典】
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蚕食鯨呑(さんしょくげいどん)の使い方
好戦的なあの国が、とうとう隣国に侵攻し始めたんだってね。
そうなのよ。蚕食鯨呑という愚行で平和を脅かすなんて許せないわ。
世界大戦に発展したらどうしよう。
犠牲者が多くならないうちに、これ以上蚕食鯨呑を続けるのをやめさせるわよ!
蚕食鯨呑(さんしょくげいどん)の例文
- A国が、蚕食鯨呑というように周囲の国を併合し、国際問題になっています。
- ともこちゃんは、蚕食鯨呑という身勝手なことをしているB国に抗議するため、デモを行いました。
- 健太くんの会社は、まるで蚕食鯨呑を続ける強大な国のように、中小企業の弱みを握って傘下に置き、勢力拡大中です。
- アレキサンダー大王は、病に倒れるまで蚕食鯨呑を続け、長生きできれば世界征服をなしとげたかもしれない。
- イギリスは、蚕食鯨呑を続け、大英帝国と呼ばれるまでになった。