【四字熟語】
清淡虚無
【読み方】
せいたんきょむ
【意味】
心にわだかまりがなく静かに落ち着いた境地。無私無欲で物事に執着せず平静な心のこと。
【語源・由来】
「清淡」は心の清く淡白なこと。「虚無」は心の空虚なさま。
【典拠・出典】
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【類義語】
・虚静恬淡(きょせいてんたん)
・虚無恬淡(きょむてんたん)
清淡虚無(せいたんきょむ)の使い方
さっき、商店街のくじ引きでハワイ旅行が当たったの。
へえ。いいな。じゃあ、冬休みはハワイに行くんだね?
いいえ。隣にいたカップルに権利を譲ってあげたの。
ともこちゃんは清淡虚無の境地にいるんだなあ。無欲すぎるよ。
清淡虚無(せいたんきょむ)の例文
- ともこちゃんは清淡虚無なので、怒りを引きずらないし、そもそも怒ることがないです。
- 普段、清淡虚無な健太くんが、めずらしく執着したものだから、できれば健太くんに譲りたいと考えています。
- ともこちゃんは清淡虚無の境地に至っているので、感情的になることがありません。
- ヒステリックなお母さんに、健太くんを見習って、清淡虚無の境地に至ってもらいたいものです。
- 清淡虚無の境地に至れば、この際限なくあふれ出てくる物欲に勝つことができるんだろうな。