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栄枯盛衰【えいこせいすい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

栄枯盛衰

栄枯盛衰の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
栄枯盛衰

【読み方】
えいこせいすい

【意味】
栄えたり衰えたりすること。繁栄したものもやがて衰退する人の世のはかなさを指す。

四字熟語の博士
「栄枯盛衰」という四字熟語は、世の中の全てのもの事、または人々が、栄える時と衰える時があるということを表すんだよ。
つまり、全てのもの事には繁栄の時と衰退の時が必ずあるという意味だ。
助手ねこ
なるほどな、それは「うまく行くときと、そうでないときがある」ってことやな。
世の中の全てのものや人々が、時にはすごく盛り上がるけど、また時には落ち込むときがあるんやな。
これは、「物事には上もあれば、下もある」って教えてくれる言葉なんやで。

【語源・由来】
「栄枯」は草木が茂ることと枯れること。「盛衰」は盛んなことと衰えること。

「枯」を「古」と書き誤らない。

【典拠・出典】

【類義語】
一栄一落(いちえいいちらく)
・栄枯休咎(えいこきゅうきゅう)
・栄枯窮達(えいこきゅうたつ)
・栄枯浮沈(えいこふちん)
盛者必衰(じょうじゃひっすい)
盛衰興亡(せいすいこうぼう)
七転八起(しちてんはっき)

【英語訳】
the rise and fall

英語例文
栄枯盛衰は世の習い。Life is liable to vicissitude.

栄枯盛衰(えいこせいすい)の解説

カンタン!解説
解説
「栄枯盛衰」っていうのは、時には成功して、時には失敗するような、人生のアップダウンを表すんだよ。
何かが上手く行ったり、逆にうまくいかなかったり、そんな人生の変化を示すんだね。
「栄枯」っていうのは、植物が元気に茂ったり、逆に枯れてしまったりすることから取っていて、それが人や家族の成功や失敗にも使われるんだ。

たとえば、「栄枯盛衰は世の習い」というと、人生は成功と失敗を繰り返すもの、それが普通のことだと言っているんだよ。
だから、どんなに困難な時期が来ても、また良い時期がくる可能性があるっていう希望も含まれているんだね。

栄枯盛衰(えいこせいすい)の使い方

ともこ
大好きなアイドルグループがいたけど、今は全然見なくなった。
健太
そうだね、人気のあるグループだったね。
ともこ
アイドルだったのに、栄枯盛衰のはかなさを感じる。
健太
まだ、頑張ってほしかったね。

栄枯盛衰(えいこせいすい)の例文

例文
  1. 私たち一族の栄枯盛衰を見守ってきた菩提寺を訪れた。
  2. 一国の興亡、一族の栄枯盛衰、戦いの勝敗に、きっと多くの興味を感じる。
  3. 中国四千年の歴史をひもとくと、栄枯盛衰という言葉がしみじみと思われる。
  4. 栄枯盛衰は世の常だから良い時に共に良ければ悪い時にも共に助け合う。
  5. 国の歴史の栄枯盛衰を見てきた鎌倉は今もなお、昔の風情を残して異彩を放っている。
  6. 歴史の因果応報、栄枯盛衰が如実に現れている

栄枯盛衰の文学作品などの用例

  1. 栄枯盛衰いろいろに、定めなき世も智恵あれば、どうにか活計はたつから。<坪内逍遥・当世書生気質>

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