【四字熟語】
栄枯盛衰
【読み方】
えいこせいすい
【意味】
栄えたり衰えたりすること。繁栄したものもやがて衰退する人の世のはかなさを指す。
【語源・由来】
「栄枯」は草木が茂ることと枯れること。「盛衰」は盛んなことと衰えること。
「枯」を「古」と書き誤らない。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一栄一落(いちえいいちらく)
・栄枯休咎(えいこきゅうきゅう)
・栄枯窮達(えいこきゅうたつ)
・栄枯浮沈(えいこふちん)
・盛者必衰(じょうじゃひっすい)
・盛衰興亡(せいすいこうぼう)
・七転八起(しちてんはっき)
【英語訳】
the rise and fall
英語例文
栄枯盛衰は世の習い。Life is liable to vicissitude.
栄枯盛衰は世の習い。Life is liable to vicissitude.
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栄枯盛衰(えいこせいすい)の使い方
大好きなアイドルグループがいたけど、今は全然見なくなった。
そうだね、人気のあるグループだったね。
アイドルだったのに、栄枯盛衰のはかなさを感じる。
まだ、頑張ってほしかったね。
栄枯盛衰(えいこせいすい)の例文
- 私たち一族の栄枯盛衰を見守ってきた菩提寺を訪れた。
- 一国の興亡、一族の栄枯盛衰、戦いの勝敗に、きっと多くの興味を感じる。
- 中国四千年の歴史をひもとくと、栄枯盛衰という言葉がしみじみと思われる。
- 栄枯盛衰は世の常だから良い時に共に良ければ悪い時にも共に助け合う。
- 国の歴史の栄枯盛衰を見てきた鎌倉は今もなお、昔の風情を残して異彩を放っている。
- 歴史の因果応報、栄枯盛衰が如実に現れている
まとめ
栄枯盛衰とは、「栄える」「枯れる」「盛んになる」「衰える」を組み合わせた四字熟語で、勢いがよくなったり悪くなったりすること。また「故衰」の二字熟語で済んでしまう言葉でもある。世の中に存在するもの、「万物」というのは繁栄しては枯れてゆき、また繁盛して衰えていく。