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虚静恬淡【きょせいてんたん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
虚静恬淡

「虚静恬澹」、「虚静恬憺」とも書く。

【読み方】
きょせいてんたん

【意味】
心静かでわだかまりがなく、さっぱりしているさま。もと道家の修養法の語。

【語源・由来】
「虚静」は心に先入観やわだかまりがなく、静かで落ち着いていること。「恬淡」は欲がなく心にわだかまりがないこと。

【典拠・出典】
荘子』「天道」

【類義語】
・雲烟過眼(うんえんかがん)
・虚無恬淡(きょむてんたん)
無欲恬淡(むよくてんたん)

虚静恬淡(きょせいてんたん)の使い方

健太
ともこちゃんは、いつも虚静恬淡としていて子供っぽくないよね。
ともこ
そうなの。学校の先生にも、もっと子供らしくはしゃいだら?って言われるの。
健太
あまりにも虚静恬淡としている子供だから、逆に心配なんだろうね。
ともこ
虚静恬淡も個性だから、心配する必要はないと思うの。

虚静恬淡(きょせいてんたん)の例文

  1. 彼は、虚静恬淡としていて、感情を爆発させる瞬間を見たことがありません。
  2. 健太くんは、虚静恬淡としていて、ともこちゃんとの仲の良さをからかわれても平然としています。
  3. 普段は虚静恬淡の彼も、クモだけは苦手らしく、出現すると大騒ぎをします。
  4. ともこちゃんは、虚静恬淡としているので、裁判官として人を公正に裁きます。
  5. 彼女は、虚静恬淡としているので、特定の仲良しグループに所属することはありません。

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