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雪上加霜【せつじょうかそう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
雪上加霜

【読み方】
せつじょうかそう

「雪上霜を加う」とも読む。

【意味】
多すぎるほどあるうえに、また同じようなものを加えること。

【語源・由来】
「雪上」は、雪の上。「加霜」は、ここでは、雪の白に霜の白を加えるという意味。

【典拠・出典】
景徳伝灯録』「八」

雪上加霜(せつじょうかそう)の使い方

健太
景気が悪いところに、感染症が蔓延するなんて、雪上加霜だよね。
ともこ
この国はどうなるのかしらね。
健太
僕たち若者が明るい未来を描けない国なんて駄目だと思うんだ。
ともこ
そうね。じゃあ、私たち若者の手で政治を変えないとね。

雪上加霜(せつじょうかそう)の例文

  1. バブル崩壊で苦しんでいるところに、消費税増税なんて、まさに雪上加霜だ。
  2. 会社の経営が傾いているところに、大黒柱の病気で、泣きっ面に蜂というか、雪上加霜というか。
  3. 寝坊した朝に限って、電車が遅れていて雪上加霜だ。
  4. 病気で苦しんでいるうえに、医療費が高くなり雪上加霜、貧しくなる一方だ。
  5. 健太くんは、弱り目に祟り目、雪上加で苦しんでいる。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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