著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

心広体胖【しんこうたいはん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
心広体胖

【読み方】
しんこうたいはん

「心広く体(たい)胖(ゆた)かなり」とも読む。

【意味】
心が広く穏やかであれば、外見上の体もゆったりと落ち着いて見えるということ。

【語源・由来】
「心広」は心が広く大きいこと。「胖」はゆたか・のびやかという意味。

【典拠・出典】
『大学』

【類義語】
・心寛体舒(しんかんたいじょ)

心広体胖(しんこうたいはん)の使い方

ともこ
健太くん、とてもリラックスしているようね。でも、リラックスしすぎじゃないの?
健太
心広体胖、心がリラックスしているから、のびやかに見えるのかもね。
ともこ
本番前なんだから、もう少し緊張感をもってよ
健太
緊張しすぎて、体がカチカチになって、失敗しても困るでしょう?気楽に伸び伸びとがんばろうよ。

心広体胖(しんこうたいはん)の例文

  1. 健太くんは、心広体胖、いつも心穏やかなので、強面だけれども挙動不審だからと職務質問をされることがないんです。
  2. 心が落ち着けば、心広体胖、多動は成長とともにおさまるともいわれています。
  3. 肩こりがひどいですね、心広体胖、心をリラックスさせて肩の力を抜いたほうがいいですよ。
  4. 健太くんはどんな状況下でも緊張しないので、心広体胖、ステージ上でものびのびとしています。
  5. ともこちゃんは、心広体胖、見るからに優しそうだよね。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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