【四字熟語】
師曠之聡
【読み方】
しこうのそう
【意味】
耳が鋭敏なことのたとえ。師曠のように耳がさといという意味。
【語源・由来】
師曠は春秋時代の晋の楽師で、音楽をよく聞き分け、精通しているばかりでなく、音によって事の吉凶を知ることができたといわれている。
【典拠・出典】
『孟子』「離婁・上」
【類義語】
・師曠清耳(しこうせいじ)
師曠之聡(しこうのそう)の使い方
さっきまで、私の悪口をいっていたでしょう?
いってないよ。何の話かな?だいたいともこちゃんは教室にいなかったじゃないか。
私の文句は、離れていても聞こえるのよ。
ともこちゃんの耳は師曠之聡だなあ。
師曠之聡(しこうのそう)の例文
- ドレミを正確に聞き取ることができるともこちゃんは、師曠之聡です。
- 相手の声の調子で体調の変化を察する健太くんは、師曠之聡で、看護師に向いていると思います。
- 師曠之聡の持ち主であるともこちゃんは、健太くんの声の高さで嘘か本当か見抜くことができます。
- ともこちゃんの耳は師曠之聡で、風の音で天気を予想するんです。
- 健太くんはだれよりもすごい師曠之聡を持っていて、外国語を耳で覚えます。