著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

四衢八街【しくはちがい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
四衢八街

【読み方】
しくはちがい

【意味】
大きな通りが四方八方に通じた大きな町。交通などの便がよく、にぎわう町の形容。

【語源・由来】
「衢」と「街」はともに、四方に通じる道・大通りのこと。

【典拠・出典】

【類義語】
四通八達(しつうはったつ)

四衢八街(しくはちがい)の使い方

健太
やっぱり県庁所在地は違うね。まさに四衢八街のにぎわいだ。都会だね。
ともこ
そうね。人通りが全然ちがうわ。健太くん、はぐれないようにしてよ。
健太
はぐれないよ。そんなに信用されていないのかな。
ともこ
信用されていないわよ。だって学校で迷子になっていたじゃないの。

四衢八街(しくはちがい)の例文

  1. ここは四衢八街のにぎわいで、僕の街と違って、道路が四車線もある。
  2. 昔は不便で人気がなかったんですけど、新しい鉄道の路線が開通して、四衢八街のにぎわいとなりました。
  3. この道路は旧中山道で、江戸時代から四衢八街のにぎわいで商売が盛んな街でした。
  4. ここは、四衢八街のにぎわいで、少々にぎやかすぎるのが玉に瑕ですが、買い物をするには便利なので気に入っています。
  5. きっと仕事がたくさんあるから、四衢八街のにぎわいをみせる街に住みたいです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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