【四字熟語】
新鬼故鬼
【読み方】
しんきこき
【意味】
新たに死んで霊魂となったものと昔からの霊魂。
【語源・由来】
「鬼」は霊魂という意味。
「鬼」は「き」と音で読み、わが国の「鬼(おに)」の意味とは異なる。霊魂のこと。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「文公二年」
新鬼故鬼(しんきこき)の使い方
ともこちゃん。この修学旅行の写真を見てよ。
あらあ。新鬼故鬼が写っているわね。こっちは戦国時代の霊魂ね。こっちが昭和の霊魂よ。
えっ。霊魂の時代までわかるの?
この心霊写真は、割とはっきり写っているからね。御祓いしたほうが良いわね。
新鬼故鬼(しんきこき)の例文
- ここは、長い歴史の中で何度も繰り返し戦があった場所なので、新鬼故鬼がうようよいます。
- 先祖代々の墓には、新鬼故鬼がいて、きっと世代を超えて嫁姑の喧嘩をしていることでしょう。
- 京都は歴史が長い町なので、新鬼故鬼が多く存在して、霊魂が見えるともこちゃんは、修学旅行中ずっとつらそうです。
- 死んでしまったら時の流れから外れるんだから、新鬼故鬼というけれども、新しいも古いもないんじゃないかな。
- 新鬼故鬼、霊魂になっても年功序列制なのかな。