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神出鬼没【しんしゅつきぼつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

神出鬼没

神出鬼没の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
神出鬼没

【読み方】
しんしゅつきぼつ

【意味】
鬼神のようにたちまち現れたり隠れたりして、所在がわかりづらいこと。
変幻自在に出没すること。

四字熟語の博士
「神出鬼没」という四字熟語は、突然現れたり消えたりすることを表しているんだよ。
その人の動きが早くて予測不能、位置がつかめないという意味も含まれているんだ。
助手ねこ
あー、それはつまり、「いつどこに現れてもおかしくないし、どこに消えてもおかしくない」ってことやな。
動きが素早くて、どこにいるのか予測できへんんやな。
こっちは探しもせんうちにあっちに消えて、そっちを見てる間にこっちに現れる…みたいな。

【語源・由来】
「神出」は神が現れること、「鬼没」は鬼が隠れること。神や鬼のように自由自在に現れたり消えたりすることから。

【典拠・出典】
淮南子』「兵略訓」

【類義語】
・出没自在(しゅつぼつじざい)

【英語訳】
appearing in unexpected places and at unexpected moments.
elusive

例文
A phantom thief who appears in an unexpected place and at an unexpected moment and leaves no trace behind.
怪盗は神出鬼没で跡を残さない。

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)の解説

カンタン!解説
解説

「神出鬼没」というのは、自由自在にどこにでも現れたり、すぐに消えたりすることを表すんだよ。だから、どこにいるのかさっぱり分からない、という意味もあるんだ。

なんていうか、忍者みたいに素早く動き回って、いつの間にか消えてしまったり、予想もしない場所に現れたりする感じを想像してみて。それが「神出鬼没」なんだ。

例えば、「神出鬼没の盗賊」とかって言うと、その盗賊はとても素早く動き回り、どこにいるのか分からない、つまり予想もつかない場所に現れたり、すぐに姿を消したりするってことを表しているんだよ。

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)の使い方

健太
この間、友達と担任の悪口を言いたい放題言ってたらさ、いきなり後ろから先生が声かけてきたんだ。もうびっくりだよお。
ともこ
あーあ、あの先生は神出鬼没だって有名なの知らないの?特に先生の噂話なんてしていると、いつの間にかやってくるんだって。
健太
えー、どんだけ地獄耳なんだよ。マジでやばいし。
ともこ
悪口聞かれたってことは、次回の通信簿は覚悟した方がいいかもね。

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)の例文

例文
  1. あのひどい戦闘の中、神出鬼没の彼の働きのおかげで幾度となくピンチを救われた。彼がいなかったら、私はもうこの世にはいないだろう。
  2. ウルトラマンも何とかレンジャーも、スーパーヒーローは神出鬼没
  3. あれが噂の町内のおせっかいオバサンだ。道端で立ち話でもしようものなら必ず現れて聞き耳を立てている。全くもって神出鬼没なんだ。しかも面白そうなネタだったりすると、たちまち首を突っ込んでくるのさ。なんて言ってるとそのうち現れるぞ。
  4. 神出鬼没の敵を相手に、対抗する術がなかなか見つからず苦戦を強いられていた。

神出鬼没の文学作品などの用例

  1. 秋になって、いかに眼を光らすとも、神出鬼没の彼の行動を防ぎ得ず、<獅子文六・てんやわんや>

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