【四字熟語】
神出鬼没
【読み方】
しんしゅつきぼつ
【意味】
鬼神のようにたちまち現れたり隠れたりして、所在がわかりづらいこと。
変幻自在に出没すること。
【語源・由来】
「神出」は神が現れること、「鬼没」は鬼が隠れること。神や鬼のように自由自在に現れたり消えたりすることから。
【典拠・出典】
『淮南子』「兵略訓」
【類義語】
・出没自在(しゅつぼつじざい)
【英語訳】
appearing in unexpected places and at unexpected moments.
elusive
例文
A phantom thief who appears in an unexpected place and at an unexpected moment and leaves no trace behind.
怪盗は神出鬼没で跡を残さない。
A phantom thief who appears in an unexpected place and at an unexpected moment and leaves no trace behind.
怪盗は神出鬼没で跡を残さない。
神出鬼没(しんしゅつきぼつ)の使い方
この間、友達と担任の悪口を言いたい放題言ってたらさ、いきなり後ろから先生が声かけてきたんだ。もうびっくりだよお。
あーあ、あの先生は神出鬼没だって有名なの知らないの?特に先生の噂話なんてしていると、いつの間にかやってくるんだって。
えー、どんだけ地獄耳なんだよ。マジでやばいし。
悪口聞かれたってことは、次回の通信簿は覚悟した方がいいかもね。
神出鬼没(しんしゅつきぼつ)の例文
- あのひどい戦闘の中、神出鬼没の彼の働きのおかげで幾度となくピンチを救われた。彼がいなかったら、私はもうこの世にはいないだろう。
- ウルトラマンも何とかレンジャーも、スーパーヒーローは神出鬼没。
- あれが噂の町内のおせっかいオバサンだ。道端で立ち話でもしようものなら必ず現れて聞き耳を立てている。全くもって神出鬼没なんだ。しかも面白そうなネタだったりすると、たちまち首を突っ込んでくるのさ。なんて言ってるとそのうち現れるぞ。
- 神出鬼没の敵を相手に、対抗する術がなかなか見つからず苦戦を強いられていた。