著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

麤枝大葉【そしたいよう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
麤枝大葉

「粗枝大葉」とも書く。

【読み方】
そしたいよう

【意味】
細かい規則にとらわれず大らかに書いた文章。また、ごく大まかなこと。

【語源・由来】
「麤枝」はまばらな枝、「大葉」は大きな木の葉。

【典拠・出典】
朱子語類』「七八」

麤枝大葉(そしたいよう)の使い方

ともこ
健太くん。しかめっ面をしてどうしたの?
健太
「作文の正しい書き方」という本を読んでいるんだけど、うまく作文を書くことができないんだ。
ともこ
作文は麤枝大葉、自由にのびのびと書けばいいのよ。自由であるほど、読み手に健太くんの気持ちが伝わるわ。
健太
そうなの?じゃあ自由に書いてみるよ。

麤枝大葉(そしたいよう)の例文

  1. 俳句は、麤枝大葉というように、心の趣くままに詠むほどいい句ができます。
  2. 健太くんの手紙は、麤枝大葉で、彼のおおらかさが伝わってきて読んでいて楽しいです。
  3. ともこちゃんの文章は麤枝大葉なのに、まったく不快ではないし読んでいてわかりやすいのはなぜだろう。
  4. 健太くんのように麤枝大葉な文章を書く子供らしい子が好きです。
  5. 麤枝大葉というように、定型にこだわらず思ったことを文章にしたら、思いがけず受賞することができました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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