【四字熟語】
麤枝大葉
「粗枝大葉」とも書く。
【読み方】
そしたいよう
【意味】
細かい規則にとらわれず大らかに書いた文章。また、ごく大まかなこと。
【語源・由来】
「麤枝」はまばらな枝、「大葉」は大きな木の葉。
【典拠・出典】
『朱子語類』「七八」
麤枝大葉(そしたいよう)の使い方
健太くん。しかめっ面をしてどうしたの?
「作文の正しい書き方」という本を読んでいるんだけど、うまく作文を書くことができないんだ。
作文は麤枝大葉、自由にのびのびと書けばいいのよ。自由であるほど、読み手に健太くんの気持ちが伝わるわ。
そうなの?じゃあ自由に書いてみるよ。
麤枝大葉(そしたいよう)の例文
- 俳句は、麤枝大葉というように、心の趣くままに詠むほどいい句ができます。
- 健太くんの手紙は、麤枝大葉で、彼のおおらかさが伝わってきて読んでいて楽しいです。
- ともこちゃんの文章は麤枝大葉なのに、まったく不快ではないし読んでいてわかりやすいのはなぜだろう。
- 健太くんのように麤枝大葉な文章を書く子供らしい子が好きです。
- 麤枝大葉というように、定型にこだわらず思ったことを文章にしたら、思いがけず受賞することができました。