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水到渠成【すいとうきょせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
水到渠成

【読み方】
すいとうきょせい

「水至りて渠成る」とも読む。

【意味】
学問をきわめると自然に徳もそなわるということ。また、物事は時期がくれば自然に成就するということ。

【語源・由来】
「渠」は溝、掘割のこと。水が流れてくると、自然に溝ができるという意味。

【典拠・出典】
蘇軾「答秦太虚書」

【類義語】
・水到魚行(すいとうぎょこう)

水到渠成(すいとうきょせい)の使い方

健太
ともこちゃんは、本当に落ち着いているよね。同学年だとは到底思えないよ。成績優秀だし、水到渠成って本当だね。
ともこ
学ぶと、こうしたらどうなるかということが分かってくるから、興味本位で動いたり無謀なことをしなくなるのよ。だから落ち着いて見えるのかもしれないわね。
健太
僕も水到渠成というように、学問を極めて徳を備えたいな。
ともこ
まずは毎日の宿題を提出しましょうね。

水到渠成(すいとうきょせい)の例文

  1. 焦らなくても、水到渠成、がんばり続けていさえすれば時がくればおのずとかなうものだよ。
  2. 暗記するのは表面的な勉強、水到渠成というように、学問を修める過程で徳を身につけてこそ本当の勉強。
  3. 長い年月がグランドキャニオンを作り上げたように、水到渠成、努力の先には道が開ける瞬間が必ずやってくる。
  4. 水到渠成、あきらめない気持ちを持ち続ければ必ず報われる。
  5. 余計なことで悩まずに、水到渠成、自分の力を信じて努力が成果に変わる日を待てばいいのです。

 


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