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趨炎附熱【すうえんふねつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
趨炎附熱

「趨炎付熱」とも書く。

【読み方】
すうえんふねつ

「炎に趨(おもむ)き熱に附く」とも読む。

【意味】
時の権力のある者につき従うこと。

【語源・由来】
「趨」は走るという意味。「炎」「熱」はともに、勢いが盛んなもののたとえ。燃えたぎる炎に向かって走り、熱いものにつくことから。

【典拠・出典】
宋史』「李垂伝」

【類義語】
・趨炎附勢(すうえんふせい)
・趨炎奉勢(すうえんほうせい)

趨炎附熱(すうえんふねつ)の使い方

ともこ
健太くん。新しい担任の先生はどう?
健太
僕のクラスに市長の息子がいるんだけど、そいつの機嫌取りばかりしていて、趨炎附熱の嫌な人なんだよね。
ともこ
それは尊敬できないわね。
健太
早くクラス替えをしてくれないかなあ。

趨炎附熱(すうえんふねつ)の例文

  1. 健太くんは、趨炎附熱で出世したので実力が伴っていません。
  2. 趨炎附熱をしてでも、嫌なやつに頭を下げてでも上を目指すことに決めています。
  3. 彼は趨炎附熱、上司の前ではニコニコ、部下の前ではしかめっ面なので嫌われています。
  4. ともこちゃんは出世しそうな人を見つける嗅覚に優れていて、趨炎附熱して自身も出世します。
  5. 趨炎附熱して出世したら、いざという時その上司と共倒れになってしまうじゃないか。

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