【四字熟語】
車水馬竜
【読み方】
しゃすいばりょう
「しゃすいばりゅう」とも読む。
【意味】
車馬の往来のにぎやかなさま。非常ににぎわっているさま。
【語源・由来】
車は流れる水のようにとめどなく、馬は竜のようにつらなっているという意味。
「車は流水の如く馬は游竜の如し」の略。
【典拠・出典】
『後漢書』「明徳馬皇后紀」
車水馬竜(しゃすいばりょう)の使い方
健太くんの家は都会にあって、便利でいいわね。
便利なんだけど、家の前の大通りが車水馬竜だから、ちょっとうるさいんだよ。
そうなの?田舎は不便だけど静かよ。一長一短ね。
静かで便利なところに住みたいなあ。
車水馬竜(しゃすいばりょう)の例文
- ここはかつて宿場町として栄え多くの人が行きかっていましたが、数百年経った今もなお車水馬竜です。
- 炭鉱があったころは、車水馬竜で人口も多かったけれども、閉山されてからはさびれてしまいました。
- やっぱり県庁所在地は車水馬竜、交通量が違うねえ。
- この道路は車水馬竜なので、車道が四車線もあります。
- カーナビを無視して、車水馬竜の道を避けて、裏道から行こうとしたら迷ってしまいました。