【四字熟語】
上下天光
【読み方】
しょうかてんこう
「じょうげてんこう」とも読む。
【意味】
空も水も一様に光り輝くこと。
【語源・由来】
「上下」はさまざまな意味をもつが、ここでは天地。なかでも空と水という意味。「天光」は日光と同意だが、ここでは霊妙な光の意を表す。
【典拠・出典】
范仲淹「岳陽楼記」
上下天光(しょうかてんこう)の使い方
僕が生まれた日は、当たり一面光り輝いて、上下天光といった様子だったんだって。
それはきっとお母さんの作り話よ。
本当だよ。だって僕が生まれた日の新聞にも載っているんだもの。不思議な光を見たという目撃多数って書いてあるでしょう?
信じられないけれども本当だわ。
上下天光(しょうかてんこう)の例文
- かぐや姫が竹から生まれ出てきた時、上下天光、とてもまばゆくて目を開けているのもやっとの状態でした。
- 元旦に山の上の湖で見たご来光は、上下天光、とても幻想的で美しいものでした。
- 空と湖の境目がわからないくらい輝いて、これぞ上下天光、きっと神様が降臨されたに違いないと噂になりました。
- その日、湖で上下天光が見られましたが、科学で説明できないそうです。
- 空も海も輝き、上下天光、どんなに大きなダイヤモンドよりもキラキラしていました。