【四字熟語】
鐘鳴鼎食
【読み方】
しょうめいていしょく
【意味】
富貴の人の生活。
【語源・由来】
「鐘鳴」は鐘を鳴らして時を告げること。「鼎食」はかなえを並べて食事をすること。富貴な家では大勢の人に食事の合図の鐘を鳴らし、食物を盛ったかなえをたくさん並べて食事をすることから。
【典拠・出典】
王勃「滕王閣序」
鐘鳴鼎食(しょうめいていしょく)の使い方
エリザベ女王って鐘鳴鼎食な生活をしているんだろうね。
朝食は紅茶にビスケット、シリアルにフルーツを召し上がっているようよ。
へえ。トーストとカフェオレだけの僕の朝食より豪華だけど、案外、庶民的なんだね。
そうかしら。きっと最高級の紅茶とビスケットよ。そして、フルーツも銀座千疋屋に売っているようなものだと思うわ。
鐘鳴鼎食(しょうめいていしょく)の例文
- ともこちゃんは、大学在学中に起業し、今や大富豪、鐘鳴鼎食の生活を送っています。
- 健太くんは鐘鳴鼎食の暮らしをしているので、庶民の気持ちがわかりません。
- ともこちゃんの暮らしぶりは鐘鳴鼎食で、専属のコックがいて腕を振るってくれるんだそうです。
- 鐘鳴鼎食の健太くんは、毎日リムジンで送迎され、重箱に入ったお弁当をもって登校します。
- 鐘鳴鼎食の生活を夢見て、日々努力を積んでいます。