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漸入佳境【ぜんにゅうかきょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
漸入佳境

【読み方】
ぜんにゅうかきょう

「漸く佳境に入る」とも読む。

【意味】
話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。

【語源・由来】
「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くおもしろいところ。一般に「漸く佳境に入る」と訓読を用いる。

【典拠・出典】
晋書』顧愷之伝

【類義語】
・漸至佳境(ぜんしかきょう)

漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)の使い方

ともこ
健太くん。熱中して読んでいるようだけれども、その本はそんなに面白いの?
健太
最初はおもしろくなくて読み進めるのをやめようかと思ったんだけど、漸入佳境、中盤から面白くなってくるんだよ。
ともこ
へえ。次貸してくれる?
健太
うん。いいよ。読み終わったらね。

漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)の例文

  1. そのドラマは漸入佳境、だんだん面白くなってきて視聴率が急上昇しました。
  2. 新刊は漸入佳境、読み進めるほどにどんどん引き込まれていくような作品ですよ。
  3. この曲は、漸入佳境、徐々に盛り上がっていくところがいいんですよね。
  4. 漸入佳境な作品なので、最後まで読んでいただきたい。
  5. あのアニメはおもしろくなくて見ていなかったんだけど、久しぶりに見たら漸入佳境、すごくおもしろかったんだ。

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