【四字熟語】
従容就義
「縦容就義」とも書く。
【読み方】
しょうようしゅうぎ
「従容として義に就く」とも読む。
【意味】
ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。
【語源・由来】
「従容」はゆったりと落ち着いていること。「就義」は身を殺しても正義に従うこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・舎生取義(しゃせいしゅぎ)
従容就義(しょうようしゅうぎ)の使い方
あー、腹が立つ。絶対許せない。仕返しをしてやる。
健太くん。何があったか分からないけれども、仕返しなんて穏やかじゃないわ。深呼吸をして、従容就義、何が正しいかじっくり考えて。
すー、はー。あー、落ち着いてきたよ。何だか怒っているのが馬鹿らしくなってきたよ。
そうよ。怒りに身を任せるなんて馬鹿な行為よ。健太くん、従容就義することができて、偉いわね。
従容就義(しょうようしゅうぎ)の例文
- いざという時、感情にまかせてパニックにならない様に、従容就義できるように心を鍛えましょう。
- 感情を押さえ冷静を保つことは難しい、そのうえ正しい行いをするなんてさらに難しい、されど、従容就義を貫きたい。
- 従容就義、義のために私は生きる、いじめを見て見ぬふりをしないで告発する。
- 吉田松陰先生は、従容就義、自分の進んだ道を正しいと信じ、落ち着いた態度で処刑に臨みました。
- 命をかけるなら、従容就義、正義に命をかけたい。