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低頭傾首【ていとうけいしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
低頭傾首

「頭(こうべ)を低(た)れて首を傾く」とも読む。

【読み方】
ていとうけいしゅ

【意味】
頭を低くして、身をつつしむこと。

【語源・由来】
「低頭」はこうべをたれること。「傾首」もこうべをかたむけるという意味。どちらも首を垂れ下げること。

【典拠・出典】
北史』「薛灯伝」

低頭傾首(ていとうけいしゅ)の使い方

ともこ
健太くん。学校から自宅謹慎処分を受けたんですってね。
健太
そうなんだ。だからこうやって大人しく自分の部屋で低頭傾首しているんだ。
ともこ
へえ。低頭傾首しているようには見えないけれど・・・。テレビゲーム三昧で楽しんでいるように見えるわ。
健太
こう見えても、ゲームをしながらちゃんと反省しているんだよ。

低頭傾首(ていとうけいしゅ)の例文

  1. 健太くんは、ともこちゃんに叱られて低頭傾首しているようでしたよ。
  2. 低頭傾首し反省していることを態度で示しました。
  3. ほとぼりが冷めるまで低頭傾首していたほうがいいと思います。
  4. いつも自信満々の健太くんもさすがに今回のことでは懲りたようで、低頭傾首していました。
  5. 謝罪して低頭傾首することで許してもらいました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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