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滴水嫡凍【てきすいてきとう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
滴水嫡凍

【読み方】
てきすいてきとう

【意味】
瞬時も気をゆるめないで仏道修行に励むこと。

【語源・由来】
「嫡」は直系の血筋という意味から転じて、ただちに・すぐにという意味。滴りおちる水がただちに凍結するように、一瞬のすきもないこと。

【典拠・出典】
碧巌録

滴水嫡凍(てきすいてきとう)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは出家したのよね?厳しい修行に耐えているの?
健太
滴水嫡凍しているよ、といいたいところだけれども、厳しい修行に耐えきれずに逃げ出してきてしまったんだよ。
ともこ
それは情けない話ね。
健太
もう一度心を入れ替えて滴水嫡凍するように、家族みんなで説得中なんだよ。

滴水嫡凍(てきすいてきとう)の例文

  1. 滴水嫡凍していた健太くんは、仏さまに一番近い存在です。
  2. 山奥の寺で滴水嫡凍していたある夜、ありがたいことに仏さまが夢に現れてくれました。
  3. 雑念を振り払い、滴水嫡凍するために日本一厳しいと有名な寺院に修行に行くことにしました。
  4. 罪を償い反省するために、滴水嫡凍することを決意しました。
  5. 滴水嫡凍した健太くんの表情は以前のものとは異なり、きりりとしていました。

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